まさかの、クマとサケ

ここ数ヶ月、月イチのペースで江東区にある亀戸中央公園へ行っている。
何故か、珍樹に導かれるように足が向く。
そういう時は、以前見つけた珍樹の安否確認を忘れない。

上の写真は、亀戸中央公園にある立ち上がったクマ。
(右は、多摩動物公園のツキノワグマ)
約4年前に見つけたもので、
滑らかなサザンカの幹の根元に、見事くっきりとクマのシルエットを刻んでいる。

このクマを見た樹木医さん、
これは草刈り機で傷つけられ、成長してこのような形になったのではないか、と推測。
ちなみにこの樹木医さん、女性で、変わった形の木を見てはその原因を追求し、本まで出している。
まさに名医?、毎度なかなかの診断である。

そして今回、このクマの上に魚のような形があることに気づく。
もともとあったのか、最近できたのか、定かではない。
写真を撮って横にしてみる。
すると以前見たドキュメンタリー番組の映像と重なったのか、
実家に飾られた北海道みやげの木彫りの置物を思い出したのか、
一連の形が、渓流沿いで飛び跳ねるサケを狙うクマの姿に見えてならない。
(下の写真)

これから、どういう形に変化していくのだろうか。
羽のような形ができてミツバチみたいになったりして。想像が膨らむ。
こういうおもしろい変化と発見があるから、安否確認はやめられない。