樹を見るに敏

 

先月発売された夕刊フジの紙面を改めて見る。
「樹を見るに敏」という大きなメインタイトル。
いかなる時でも樹木の表情を敏感にキャッチする
珍樹ハンターの行動を的確にとらえたいい言葉だ。
 
今から7〜8年前に、こんなことがあった。
 
知人数名で旅行に出かけた時のこと。
レンタカーを借りてドライブ中、大渋滞に。
ならばと、渋滞ならではの車窓から珍樹ハンティング開始!!
ブレーキを踏んでは、ちらっちらっと街路樹を見る。
あっ、珍樹発見!! 
大渋滞にもかかわらず、数キロ先でUターンして元に戻り、
車から降りてじっくり珍樹を撮影する。
この行為に同乗者は、みな唖然。
これにより、宿泊先の夕食に大幅に遅れ、ひんしゅく。
この身勝手な行動に、みなから、わがまま!! と一喝。
 
「ひとり遊びしていた子供が、そのまま大人になった感じ」
サブタイトルも的を射ているよう。