高尾山へ、安否確認
2017年09月22日 11:33
安否確認とは、以前見つけた珍樹が無事かどうか再会しに行くこと。
9月は安否確認へ行く機会が多かった。
なかでも山頂までのルートがたくさんある高尾山は確認に数日かかる。
1号路はとくに珍樹が多い。
麓から順番に、イノシシ、クマ、カモ、シカ、ゾウ、チーターなどが現れる。
まるでサファリパークのよう。
イノシシはだいぶ朽ちてきたので、この形を維持できるのもおそらくもってあと一年か。
少しハイカーの足で踏まれたようだが、切り株のクマは元気だ。
カモに似た枝は、先日の台風の影響か、少し傾いている。
ひとつひとつ確認していくと、途中チンパンジーに似た珍樹を新たに発見したりする。
再会と新たな出会いが交差する安否確認は楽しい。
シカは大きくて目立つ場所にあるため、珍樹スポットとして定着しつつあるようだ。
今回も一緒に記念撮影をする子供たちの姿が見られる(写真・左)。
このシカ、カンガルーと呼ぶ人もいる。
私はシカ飛び出し注意の道路標識のような、駆けるシカに似ていると思うのだが、
雰囲気はカンガルーに近いのかも。とくに女性はカンガルーに見える人が多い。
後日、多摩動物公園に行き、カンガルーの写真を撮影してきた(写真・右)。
珍樹と比べ、実際のカンガルーは、顔が大きく、首が短い。
想像力を使って遊ぶ珍樹ハント。見立て方は人それぞれ、正解がないところもおもしろい。
ちなみに高尾山6号路は琵琶滝で落石のため、9月いっぱい通行止め。